2024.8.29 夏も終わりの大雪高原温泉沼巡り その1

 北海道の大雪高原温泉は、秋の美しさを象徴する場所の一つです。9月中旬には、紅葉が山々を彩り、多くのハイカーで賑わいます。しかし、8月末のこの時期はまだ訪れる人が少なく、静かな自然を楽しむことができます。

 今年の北海道は、例年にない暑さを記録しており、蒸し暑い30℃を超える日が続いています。それでも自然は季節の変わり目を告げており、ナナカマドの実が色づき始め、沼地をトンボたちが活発に飛び交っています。これらは、秋の訪れを感じさせる風景で訪れる人々にとっては、季節の移ろいを実感できる貴重な瞬間です。

 このブログでは、大雪高原温泉の入山口から緑沼までの道のりを紹介しています。次回のブログでは、緑沼から大学沼までの区間をご紹介する予定です。大雪高原温泉の豊かな自然と、そこで感じられる季節の美しさを、ぜひお楽しみください。

「ヒグマ情報センター」が入山口となります。

ここでヒグマについてのレクチャー受けてから入山となります。

本日は、ヒグマの出没により最終地の高原沼手前の大学沼までとなりました。

青空が広がっています。

雪解け時期には白い花で目を楽しませてくれた水芭蕉も、すっかり成長し大きな緑の葉となっています。

「ヤンベタップ沢」左岸斜面にはお湯が噴出し水蒸気が昇っいます。

大雪にはどこにでもありますが、左が「ヤマハハコ」右が「ミヤマアキキリンソウ」

ヤンベタップ川を架かる丸太橋を渡って進みます。

左が「エゾトウヒレン」、右「エゾオヤマノリンドウ」

せせらぎに可憐に咲く「バイガモ」

「ナナカマド」の実も色づきはじめたようです。

もうすぐ最初の沼「土俵沼」です。

食虫植物「モウセンゴケ」

「土俵沼」と後ろの稜線は「高根ガ原」

「滝見沼」です。名前の通り後ろに滝があるのですが木々により見ることはできません。

「緑沼」です。風がないので水面が水鏡となり木々を写しています。

写真には写りませんがたくさんのトンボたちが飛び回っています。