2024.5.9 音江連山縦走 音江山~無名峰~沖里山
深川市と赤平市の間に位置するこの稜線は、低山ながらも稜線まで急登が続き、登山者にとってはシーズン初めのトレーニングには最適な場所です。音江山(795.4m)、無名峰(805m)、沖里河山(802m)といった山々を経由するこのルートは、登山の楽しさを存分に味わうことができます。
音江山は、春にはタケノコが知られ多くの人々がその恵みを求めて訪れます。一方で、冬にはバックカントリースキーの愛好家たちが、その豊富なパウダーを滑走するために集まります。四季折々の表情を見せる音江連山は、自然との一体感を感じさせる場所と言えるでしょう。
イルムケップスカイラインを利用したルートは、山々の間を縫うように進む林道で、その名前からは近代的な道を想像しがちですが、実際には一台が通れる砂利道が続く、自然に溶け込んだ道です。この道は、旧深川スキー場へと続く道でもあり、冒険心をくすぐる要素を持っています。
登山口です。既に2台駐車していました。
すぐにエンレイソウが迎えてくれました。
エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)も咲いています。
最初のうちはこんな感じの登山道です。
ここまで急登でしたが一旦は勾配が緩くなります。
緩い勾配になりました。
小径にはエゾイチゲです。
ナニワズも咲いています。
最初の目標の音江山が見えてきました。
進行方向左には、無名峰と沖里河山が見えます。
今朝、気温が下がったので霜柱ができたようです。
きつい登り耐え稜線に着きました。
最初に音江山へ向かう予定なので右方向の稜線を伝います。
深川の市街地が良く見えます。
音江山々頂ですが周囲を見渡すことはできません。
低山ですがまだ所々に残雪があります。
あの高いところが無名峰
無名峰からも深川市内が良く見えます。
沖里河山です。
大きなパノラマ案内板
イルムケップスカイラインを下ります。
一部ですがこんなに残雪があり車の通行はできないようです。
新緑の若葉と青空に囲まれ気持ちの良い縦走が終わりました。