2023.11.16 十勝岳(2,077m)すり鉢火口

十勝岳は、十勝連峰の最高峰であり、大雪山系の中でも最も活発な火山です。この火山は、様々な噴火活動によって形成された美しい壮大な景観を持ち、多くの登山者や観光客を魅了しています。

初冬の十勝岳は、積雪が少なく岩場が多いため、登山には特別な装備や技術が必要です。ツボ足とスノーシューを併用して登りましたが、どちらも一長一短がありました。ツボ足では、岩の凹凸が見えないために足元が不安定です。またスノーシューでは、岩に引っかかって壊れそうになります。

しかし、その苦労の甲斐あって景色は圧巻です。青い空と白い雪に覆われた山々が美しく輝いていました。上川盆地や大雪山系の他の山々が望め、冬の十勝岳はまさに絶景です。

冬季の十勝岳は、夏季とは違った魅力があります。しかし、危険も多いので、登山する際には十分な準備と注意が必要です。

望岳台登山口から雪道が始まります

望岳台登山口から雪道が始まります。

手前から美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山が見えます。

進行方向左、手前から美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山が見えます。

望岳台の駐車場

望岳台の駐車場を振り返ります。

望岳台」と書かれた石碑

岩で造られた「望岳台」と書かれた石碑

右には富良野岳

進行方向右には富良野岳が見えます。

主峰旭岳

遠くに大雪山系の主峰旭岳も見えます。

ウサギの足跡

姿は見えませんが真新しいウサギの足跡がありました。

十勝岳避難小屋

十勝岳避難小屋です。

ツボ足で来ました。足元が不安定で疲れます。

ここから先は、雪が深くなったためスノーシューを利用しました。

避難小屋の内部

避難小屋の内部です。

緊急時用のヘルメットや毛布等があります。

すり鉢火口手前の急登です。

ボーター、BCスキーヤー、それに登山者が先行しています。

真っ青な空とシュカブラとなった雪のコントラストがきれいです。

(シュカブラとは、雪面に出来る波の模様)

十勝岳の山頂も見えます。

火山ガスで霞んでいますが十勝岳の山頂も見えます。

62-Ⅱ火口

もっとも新しい62-Ⅱ火口から噴煙が上がっています。

噴煙で見えませんが後ろに前十勝があります。

スキーやボードを楽しんています。

すり鉢火口では雪の吹き溜まりを利用してスキーやボードを楽しんています。