024.10.25 名寄市 ピヤシリ山(987.0m)
ピヤシリ山は、名寄市や下川町、雄武町にまたがる山です。ピヤシリスキー場がありますが、スキー場はピヤシリ山ではなく九度山です。
このスキー場のロッジ前の林道を通り抜け長い林道を車で車止めまで進みここから登山となります。避難小屋までは2kmほどの林道歩きとなります。小屋からは笹の被った登山となりますが10分ほど山頂です。
ピヤシリとは、アイヌ語でピヤ(岩のある)シリ(山)という意味だそうで、その名の通り頂上付近などに大きな岩が露出しています。
ピヤシリ山は標高987mの山であり、北見山地に属しています。ピヤシリ山は、なだらかな山容となっていて周囲にはピヤシリ湿原や松山湿原があり日本最北の高層湿原となっています。山頂からは、360度のパノラマが広がり、北西方向には利尻富士、北東方向にはオホーツク海、そして南南西方向には大雪山系の壮大な景色を望むことができます。
この林道ゲートから入山です。
林道歩きです。
林道の行止まりにはご覧のような避難小屋があります。
避難小屋の中には、マットをはじめストーブとマキまで用意されています。
ここから山頂まで短時間ですが藪漕ぎの登山道となります。
山頂到着です。
下川町からの登山道が薄っすらと確認できます。
現在、下川町の登山口へ通じる林道は通行止めとなっているようです。
山頂の方位盤です。
少々霞んでいますんが、奥の高い山が利尻山(1,721m)です。
直線距離にして135kmほどです。
ピヤシリ山の語源となった岩でしょうか??
ピヤ(岩のある)シリ(山)
オホーツク海も見えています。