2024.09.16 山粧う(よそおう)大雪山 黒岳(1,984m)
暑かった夏も終わりをつげ、大雪の山々には秋がやってきました。植物たちが今シーズン最後の輝きを放ち日本一早い錦秋の景観を見せてくれています。
大雪山国立公園は、約23万ヘクタールにも及ぶ広大な敷地を有し、神奈川県と同程度の広さを誇ります。今回、黒岳ロープウェイを利用し、標高1,300mの黒岳駅5合目まで、さらにリフトで標高1,580mの7合目近くまでアクセスしました。
この時期、高山帯のウラシマツツジやチングルマをはじめとする植物たちは鮮やかな色彩を競い合い紅葉を一層際立たせています。訪れた人々は、壮大な山々と紅葉のコラボレーションに心癒されることと思います。
後日、桂月岳や雲の平の紅葉についてもUP予定です。
黒岳ローブウェー黒岳駅、標高1,300mです。ここより100mほど歩くとリフト乗り場となります。
リフト乗り場から見る黒岳です。
色づいています。
リフトの降りたところにある展望デッキには氷が張っています。
暑かった夏も終わり一気に秋が来ました。
リフト降り場の展望デッキから見る北大雪の山脈です。
黒岳山頂へ向けスタートします。
登り始めてすぐに「エゾオヤマノリンドウ」咲いていました。
黒岳山頂へは、おおむねこんな感じの登山道が続きます。
8合目を通過します。
いくらか展望が開けてきます。
8合目を過ぎるとナナカマドなどの木々が紅葉しています。
9合目です。
道端にはまだ「トリカブト」がありました。
「まねき岩」付近の紅葉はピークを迎えています。
左 まねき岩 上部の紅葉
右 まねき岩 下部の紅葉
ナナカマド越の北大雪
左から「ニセイカウシュッペ」「アンギラス峰」「比麻良山」「平山」
この先の青空が山頂です。
雲ひとつない晴天です。
正面のお鉢に向かって登山道が延びています。
大雪の山々の紅葉です。
手前から、低いところが「桂月岳」その後ろが「凌雲岳」奥の高い山は「北鎮岳」
「北鎮岳」標高2,244mは旭岳に次ぐ北海道第二の高峰です。
黒岳山頂より南西方向です。
奥の高い山が「白雲岳」
山頂では「ウラシマツヅシ」鮮やかに輝ています。
「ウラシマツヅジ」の紅葉越の「白雲岳」