2024.3.20 湯内480峰 バックカントリー
湯内という言葉は、主要道々98号線旭川多度志線に建設された「湯内トンネル」(1,903m)があることからこの周辺の山々を湯内〇〇と呼んでいます。この周辺には、トンネルより南下すると伊納山・常盤山・神居岩があり北西側に幌内山・冬路山・シラッケ山があります。山名のついていないピークも多数あり近年バックカントリーやスノーシューで入山する方が多くなり湯内山・鷹巣山など地図に記名のない俗名で呼ばれている山もあります。
この低山の山地は旭川市の西側から芦別、富良野方面へとつながっています。神居古潭の石狩川を越したあたりから芦別、富良野方面では地図上に「幌内山地」記載されています。一方、石狩川の狭窄部神居古潭を幌内山地とし、「市西部に幌内山地、天塩山地、嵐山丘陵が南北に連なっており、石狩川は幌内山地を侵食して神居古潭渓谷を形成している。」とウィキペディアと記載されています。調査不足かもしれませんが幌内山地の明確な範囲を示しているものは見つかりませんでした。
雪の状況ですがこの周辺にアメダスや道路気象情報がないので数値的なものは把握できませんが、体感的に湯内周辺は江丹別峠周辺にやや少ないように感じますが、市内中心部よりわずか10km程度の至近距離にありながら極めて雪の多いところです。この地域は旭川市の西側で深川市の境にあり西風に乗った雪雲が大量の雪を降らせているものと推測しています。そんな湯内の山に再び訪れてみました。
春めいた森の中に入っていきます。
林道か作業道かは不明ですがここを利用させていただきます。
途中から昨日と思われるトレースが現われました。
稜線には大きな木が所々にあります。
目標としていた480峰を着きました。
薄っすらとトレースが残っいます。
いい斜面がありました。
青空と雪面のシュプール
まだまだ周囲には手つかずの斜面だらけです。
登り返して反対の斜面を滑走します。
誰かが知らない間にトラバースしていったようです。
さらに斜面を滑走して下ります。
こちら側の斜面も手つかずの斜面です。