2024.7.3 柱状節理の岩壁 石垣山(525.1m)
石垣山は愛別町と当麻町のまたがり石狩川のほとりにある低山です。柱状節理が登山道にあり、登山に訪れる人よりクライミングに訪れる方が多い山です。近年は登山道の整備がされていないようで、一部不明瞭なところもありました。稜線付近の登山道は極めて明瞭であることから、クライミングの皆さんは山頂付近の林道から入ってきているようです。
石垣山はユニークな存在です。標高525メートルのこの低山は、その名の通り、柱状節理が特徴的な岩壁を持ち、クライマーたちにとっては挑戦の対象となっています。愛別町と当麻町にまたがるこの山は、周囲の自然と調和しながらも、その存在感を放っています。
石垣山の柱状節理は、冷え固まる際にできる割れ目であり、その巨大な岩壁はクライミングの名所として知られています。この地形は、石狩川の浸食によって露出したもので、安山岩溶岩流である東山溶岩の末端部に由来します。この溶岩は、大雪山や十勝岳よりも古い鮮新世の火山活動の産物であるとされています。
石垣山は、その歴史的背景も含めて興味深い場所です。幕末には探検家の松浦武四郎や間宮林蔵が訪れたという記録が残っており、アイヌの古戦場であったという伝説も残っています。
発電所横の林道が登山口です。
壊れかかった木の橋を渡しますが、この橋は発電用水路に架かる橋です。
登山道はあまり整備されていないようです。
オオカメノキがきれいに咲いています。
柱状節理の岩壁が出てきました。
洞窟の案内板です。
案内にあった洞窟です。
次々と柱状節理の岩壁が現われます。
稜線からの見晴らしです。
山頂へは赤テープから入るようですが道は藪に埋もれています。
藪が酷くダニがいそうなのでここで撤退しますい。