2024.6.27 阿寒摩周国立公園 雌阿寒岳(1,499m)
阿寒摩周国立公園は、北海道の豊かな自然を象徴する地で、雌阿寒岳から阿寒富士への縦走は、その魅力を存分に味わうことができるコースです。雌阿寒岳は、アイヌ語で「ポンマチネシリ」、すなわち「女山」と呼ばれ、その荒々しい噴煙は訪れる者に強烈な印象を与えます。一方、阿寒富士は、その名の通り富士山を思わせる美しい形で知られています。
登山者は、アカエゾマツの深い森を抜け、岩場を登りながら、雌阿寒岳の外輪山へと向かいます。山頂に立てば、360度の壮大な景色が広がり、その美しさに心奪われることでしょう。また、オンネトーを周ることで、このツインの山々を異なる角度から眺めることができ、登山の楽しみをさらに深めます。
雌阿寒岳から阿寒湖方面を見渡すと、その横には雄阿寒岳がそびえ立ちます。アイヌ語で「ピンネシリ」、すなわち「男山」と呼ばれる雄阿寒岳もまた、この地域の象徴的な存在です。阿寒湖の神秘的な美しさと、これらの山々が織りなす景観は、訪れる人々に深い感動を与えます。
阿寒摩周国立公園は自然は忘れがたい体験を提供します。この地を訪れたならば、是非ともその足で、雌阿寒岳や阿寒富士の頂を目指し、北海道の大自然を肌で感じてみてください。
このブログでは、登山口の野中温泉から雌阿寒岳山頂までを紹介します。続きは後日アップ予定です。
早朝の野中温泉駐車場よりスタートします。
野中温泉の登山口です。
うっそうとした「アカエゾマツ」の茂る森へ入ります。
「アカエゾマツ」の案内板です。
ゴゼンタチバナです。
エゾイソツツジもあります。
アカエゾマツの木々がやや細くなり、地面が苔になってきました。
秋には赤い実をつけるコケモモです。
アカエゾマツ帯から這松へ植生が変化してきました。
見下ろすと一面、深い森となっています。
イワブクロです。
オンネトーも見えてきました。
青空に向かって登ります。
「メアカンフスマ」
図鑑によれば、この雌阿寒岳と知床連山に自生しているようです。
5~9合目にかけて見ることができましたが、以降のコース上では確認できませんでした。
「メアカンキンバイ」は多数見ることができました。
外輪山に着きました。水蒸気を勢いよく噴き上げています。
阿寒湖と雄阿寒岳
荒々しい火口です。
山頂に到着です。
天気は良いのですが、低温の風が強く休むことなく、阿寒富士へと向かいます。
雌阿寒岳から阿寒富士へのブログは後日アップ予定です。