2024.5.15 神居尻山(946.7m)の魅力と登山
北海道の自然が織りなす景色を楽しむなら、春の神居尻山は絶好の選択肢です。標高946.7メートルのこの山は、石狩郡当別町に位置し、道民の森の一部として整備されています。神居尻山は、アイヌ語で「神の山」を意味し、その名の通り、訪れる者に神秘的な美しさを提供します。
山は、比較的低いながらも、気象条件の厳しさから、北海道を代表する高山植物の宝庫となっており、自然愛好家や写真家にとっては格好の被写体となります。春から夏にかけては、雪解け水が流れる清らかな小川や、色とりどりの花々が咲き誇り、秋には紅葉が山を彩ります。
神居尻山には、A、B、Cの3つの主要な登山コースがあり、それぞれ異なる景観と体験を提供します。Aコースは最も距離が長く、ゆったりとした登山が楽しめます。一方、BコースとCコースはより急な登りが特徴です。これらのコースは、ピストン登山や縦走も可能で、多様な登山スタイルに対応しています。なお、かつてはピンネシリ山へと続く縦走路も存在しましたが、現在は廃道となっています。
登山口には駐車場が整備されており、アクセスの便利さも神居尻山の魅力の一つです。また、道民の森神居尻地区では、森林学習センターやキャンプ場、コテージなどの施設が充実しており、登山以外にも様々なアクティビティを楽しむことができます。ノルディックウォーキングやバーベキュー、森の観察会など、自然とのふれあいを深めるイベントも豊富に用意されているようです。
北海道の自然を満喫し、心身ともにリフレッシュしたい方には、神居尻山がおすすめです。豊かな自然と、忘れられない登山体験をしてみてはいかがでしょうか。神居尻山は、訪れるすべての人に、自然の素晴らしさと、登山の喜びを教えてくれるとおもいます。
Bコース駐車場です。シーズン始まっている割には少ないようです。
一旦、来た林道を戻ります。
Bコース登山口にある案内図です。
今日はB→Cコースを予定しています。
タネツケ花のようです。
ムラサキヤシオツツジも咲いています。
サンカヨウ
キバナイカリソウ
シラネアオイがあちらこちらに咲いています。
今が盛期のようです。
急で足元の悪い階段です。
稜線に出たようです。
ヒメギフチョウが飛び回っていました。
暑寒別の山々はまだ雪を被っています。
稜線には桜が咲いていました。
登り詰めるとBC分岐です。
分岐から山頂にかけて急登が続きますが、エゾノハクサンイチゲが疲れを癒してくれます。
もう少しで山頂です。
山頂到着です。
稜線上の登山道が良く見えます。
下山は早いものです。
後ろを振り返ると山頂が遠くなりました。
ミヤマオダマキがまだ蕾でした。
Cコース登山口に下山です。
Cコース登山口からBコース登山口駐車場へ戻ってきました。