2024.4.13 北見山地 チトカニウシ山(1,446m)BC
北見山地は北海道東部を南北に走り山々は1,000m以下の低山が多く、稜線の連続はあまり見られず山塊が孤立して存在し、北海道第二の河川、天塩川の西側を天塩山地、東側をこの北見山地が山並となり、天塩山地、石狩山地、夕張山地、日高山地などとともに北海道を南北に貫く蝦夷山地を形づくっています。北見山地は日本海とオホーツク海の分水嶺となり、チトカニウシ山は北見山地の最高峰「天塩岳」1,558mに次ぐ高さとなっています。
チトカニウシの意味は、昔アイヌが狩に出る時、高所に幣場(ぬさば)を作って神を祀り、その後崖や岩を目掛けて矢を放ち吉凶の運勢判断をしたという信仰の山であったとされる(上川町史)。
自家用車が普及していなかった時代、今はもう廃止となっている上川町側にあった上越駅から登っていたようです。現在は、車で北見峠山頂まで行くことができるようになっています。
北見峠駐車場から見るチトカニウシ山です。
あの頂を目指します。
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すっかりここも人気の山となりました。
林道入口に駐車するスペースはありません。
電波塔の管理用道路を利用します。
ふと後ろを見ると大雪の山々があります。
林道終点からさらに登りましたがまだ山頂は遠そうです。
この斜面を登りきると山頂にだいぶ近づくはずです。
だいぶ近くなりました。
奥に見えるのが山頂です。
大雪が霞んで見えます。
山頂到着
右の枝のようなダケカンバに小さい標識がありますが、目立つものがないのでスキーを立ててみました。
気温が高いせいか、スキーを外すと股まで埋まります。
山頂から滑走します。
山頂の回りはよいのですが・・・・・
山頂直下はご覧のとおり這松が出ていて、滑るというより何とか抜けるのが精一杯です。
斜面はよいのですがスキーの滑りがあまりよくありません。
雪はあまり滑りませんが下りは早いものでもう電波塔近くまで来ました。
林道に出ました。
あとはこの道を滑り降りるだけです。