2024.09.16 大雪山の紅葉 桂月岳(1,938m)
桂月岳の名は、大正時代の詩人「大町桂月」に由来しています。かつてアイヌの人々が「カムイミンタラ」と呼んだこの地は「神々の遊ぶ庭」という意味を持ち、神聖な場所としての尊厳を今に伝えています。大雪山の紅葉は、その神秘的な美しさで多くの人々を魅了し続けており、秋の訪れとともに色とりどりの葉が山肌を彩ります。
今回の山行では黒岳の続いて「桂月岳」を目指しました。紺碧の空と広大な大雪の紅葉は、自然の中で日常の喧騒から離れた穏やかな時間を提供してくれます。大町桂月が感じたであろう大自然の雄大さと、アイヌの人々が神聖視した自然の美しさは、現代においても多くの人々に感動を与えることと思います。
「雲の平」については後日アップ予定です。
黒岳を後にして、黒岳避難小屋を目指します。
登山道の道端にの「クロマメノキ」も真っ赤に紅葉しています。
尖がった山は「烏帽子岳」です。
烏帽子岳の斜面も紅葉しています。
ポン黒岳から小屋へ向かって下っていきます。
右の低い山が「桂月岳」
「黒岳避難小屋」と「雲の平」
「ナナカマド」越の「桂月岳」
黒岳避難小屋です。
小屋から桂月岳を目指します。
進行方向左側に「白水の沢」と「凌雲岳」を見ながら登ります。
「桂月岳」山頂到着です。
山頂標識は無いようです。
3枚とも黒岳です。黒岳は見る角度により景観が大きく異なります。
左上 「桂月岳」より 黒岳から西北西 約780m
右上 「リフト乗場」より 黒岳から南東 約1,970m
右 「お鉢展望」より 黒岳から南西 約2,630m
ゴツゴツとした岩は「上川岳」
「凌雲岳」からつながる稜線上にあります。
登山道はありません。