2023.9.21 北海道最高峰 旭岳 2,291m
曇りがちでしたが、終日視界は良好で南には十勝岳やさらに芦別岳の山塊を見ることができ、登るに従いトムラウシ山の山容も、山頂では360°の大パノラマが拡がり、一昨日登った黒岳が層雲峡側とは全く異なる山容や、昨日荒天により登頂できなかった赤岳を望むことができました。
北海道内各地では今朝、シーズン最低気温を記録したようです。山頂には13時になっているにも関わらず霜柱が立っており解けている様子は伺えませんでした。おそらく気温は0℃程度だったのでしょう。
旭岳ロープウェーです。
ここから一気に標高1600mへと運んでくれます。
姿見駅で登山準備です。
今シーズン最低気温を記録しているだけあり結構寒いです。じっとしているとダウンが必要です。しかし、登山で暑くなることを考慮しレイヤー調整をします。
旭岳をバックに姿見の池で写真を撮ります。
さーこれから山頂を目指します。地獄谷右側の尾根が登山道です。
大岩や小石が転がる不安定な登山道を姿見の池から六合目を目指します。
さらに急斜面となり踏み跡はジグを切っています。
少し勾配が緩くなり登りやすくなりました。
旭岳は急斜面を登り切りと合目上がっていきます。
遠くに十勝岳の噴煙も確認できます。(稜線右)
岩の塊のようなトムラウシ山だんだん全体が見えてきました。
もう少しで七合目です。少し風が出てきました。冷たい風です。
ちょっと一休み
山頂が近くなってきました。
九合目へ向かうため岩場の急斜面をトラバース気味にニセ金庫岩方向へ進みます。
もうすぐ山頂です。旭岳登山で最も急斜面で足場の悪いところです。
この区間、山頂が風がなくとも風があることが多いところです。
山頂手前で霜柱です。もう1時だというのに全く解けていません。
北海道最高旭岳登頂です。おめでとうございます。
山頂では気温は低いですが風がないため昼食としました。たくさんの人が休憩しています。
下りは早いです。山頂がだんだん遠くなり七合目です。
姿見の池ので戻ってきました。風もなくなり逆さ富士ならぬ逆さ旭岳となっています。
姿見の池展望台からロープゥェー方向を見ると草紅葉が広がっています。
夫婦池回りで下山です。
左がすり鉢池、右が鏡池
見納め旭岳です。
お疲れ様です。
終日曇りがちでしたが360°の視界となりました。黙っていると寒いのですが登山にはちょうど良い気温でした。温泉に入りゆっくり休憩し明日は雨竜沼湿原をご一緒しましょう。