2023.8.12 小泉岳 2,158m クモイリンドウ探索
本当は、白雲岳避難小屋の前が大きな株があり楽しめるのですが、ここ暫くクマの親子など複数のクマが出没とのことで赤岳から小泉岳にかけてもクモイリンドウが咲いているようなので行ってみました。なお、本日もクマが出没しているようです。
赤岳登山口の銀泉台から登り、赤岳を経由し小泉岳にピストンです。7月には大きな雪渓も複数残るコースですが、今回は登山道には全く雪渓はありません。第二、奥の平、第四雪渓に僅かに残っている程度です。
第一花園の全景です。
もう一月すれば斜面が赤や黄色に染まり日本一早い紅葉とテレビに放映されるところです。
アオノツガザクラがまだまだ元気です。
青い空とコントラストが美しい。
ここは残雪の多い第二花園です。
エゾウサギギク三姉妹
美人に撮ったつもりです。
朝露に濡れるウラシマツツジ
もうそこまで秋は近づいています。
タカネトウチソウと青空
イワキキョウも元気に咲いています。
第三雪渓ですが残雪はありません。
ひと月もすればここも赤く染まります。
赤岳山頂です。
探し物がやっと見つかりました。
クモイリンドウです。
赤岳山頂から小泉岳へ向かう登山道のわずかな距離で咲いていました。
まさに貴婦人です。
小泉岳まで行ってみましたが発見はできませんでした。
小泉岳山頂 2,158m
小泉岳の由来は、山形県米沢市出身で上川中学校(現、旭川東高校)の教員で大雪山の地形・地質と植物採取を行い研究結果を「大雪山 登山法および登山案内」として1926年に刊行されたことから「大雪の父」と呼ばれるようになったことに由来しています。