1.装備について
登 山 靴 出来るだけ冬用。3月以降夏靴でもハイカットのもの。ミドルカット以下のもの
はスパッツを付けても雪が入りますので利用不可
アウター 登山用の冬物、またはスキーウェアーでも可。何れの場合もインナーで調整しま
す。
スパッツ 雪が入るのを防止するとともに、アイゼンの引っ掛かりを防止します。
下 着 化繊や速乾性のもの。木綿は乾きにくく低体温症の原因となりやすい。
ズボン、シャツ 化繊や速乾性のもの。登山は汗にをかきます。木綿は乾きにくく低体温症の原因
となりやすい。
防 寒 着 アウターとして冬用登山ウェアーやスキーウェアーを着用し、フリースや軽量ダ
ウンで等で温度調整します。
ザ ッ ク 水や食料、防寒着などを入れます。日帰りの場合30~40リットル程度。
ア イ ゼ ン 高山帯では吹きさらしとなるため急斜面ではアイゼンが必要です。
スノーシュー 4月以降状況によっては不要な時もありますが、冬期の登山や樹林帯を歩くにはス
ノーシューや山スキーが必要不可欠です。特にこの地域、雪が軽いためスノーシ
ューを付けても腰まで埋まることがあります。
ストック スノーシューとセットです。ある程度の斜面まではピッケルより利用しやすい。
ピッケル 使用に慣れていなければ転倒時や滑落時等ケガの原因となる場合もありますので滑落停止
などの技術を習得されてからの利用をお勧めします。
キャップライト 日帰りでは非常用です。山では全く明かりがありませんので下山が遅れたり、ビ
バーク時必要となります。予備の電池もお忘れなく。
雪崩対策 ビーコン・スコップ・プローブの雪崩対策の必要なコースもあります。
磁石や地図・GPS 冬山ですので登山道は積雪の下となり道はありません。GPSあるいはGPS
機 能付きスマートホンで現在地を確認しながら歩きます。
水 ザック内でもマイナス15°以下では簡単に凍ります。保温等が必要です。
水分補給は大切です。体重等1kg、1時間当たり5mlです。計算方法を下記に示し
ます。気温や運動負荷、発汗量にもよりますが冬季であれば気温が低いので計算
値の40~70%程度です。
水分量(ml)=(体重+荷物)×5×行動時間
例 旭岳5時間 体重60kg 荷物8kg
(60+8)×5×5=1700ml 1.7リットル
1700ml×40~70%≒0.7~1.2リットル程度
上記は標準的な水分量です、今までの登山経験や天候などを考慮して決めてくださ
い。また、塩分等も必要となりますので持参する水分量の1/3を経口補水液やスポ
ーツドリンクにすることをお勧めします。
2.ガイド料金など
〇ガイド料金はガイド1名にお支払いいただく料金です。ロープウェイなどの交通費やXCスキーレン
タル等につきましてはガイド分も含めご負担願います。
〇料金には、国内旅行傷害保険が含まれています。死亡230万円、入院日額2,000円、通院日額1,000
円。お客様自身で別途、山岳保険の加入をお勧めします。
3. 安 全 対 策
〇入下山届けをコンパスを通じ警察へ登山届を提出します。(姿見の池周遊程度以外)
〇GPSまたはGPS機能付きスマートホンで現在地を確認できる状態にします。
〇気象情報等を確認し天候の変化の把握に努めます。
〇携帯電話(docomo)通信エリアを把握しています。
〇ココヘリ発信機を持参します。
〇北海道アウトドアガイド基準に応じた救命救急講習を受講しています。
〇事業者賠償保険へ加入しています。
3. 無 料 レ ン タ ル 品
ご希望の方は、申込時ご連絡ください。数に限りがありサイズ等によっては準備できない場合がご
ざいます。
〇スノーシューおよびストック ストックは身長に合わすことができる伸縮式です。
〇防寒着およびグローブ
〇スノーブーツ
〇アイゼン
〇ビーコン、スコップ、プローブセット