1.装備について
ス キ ー 歩行ができること。TLT等やテレマークであること。シールスキンを持参し装着
できること。
スキーアイゼン 森林限界を越す場合、必要になることもあります。
スノーボード スノーシューで歩行するか、スブリッドボードでシールスキンで歩行ができるこ
と。スプリットボードのの場合シールスキンを持参し装着できること。
ヘルメット バックカントリーは自然の中を滑走しますので、ヘルメットの装着をお勧めしま
す。
兼 用 靴 ウォークモードとスキーモードの切り替えができること。ソールがビブラム等で
滑り止め加工されているもの
ア ウ タ ー 冬登山用またはスキーウェアでも可能です。インナーで調整します。
イ ン ナ ー アウターの内部で体温確保を行うため、ダウンやフリース、ネルシャツ等で調整
します。
下 着 化繊や速乾性のもの。木綿は乾きにくく低体温症の原因となりやすい。
ズボン、シャツ 化繊や速乾性のもの。登山は汗にをかきます。木綿は乾きにくく低体温症の原因
となりやすい。
ザ ッ ク 水や食料、防寒着などを入れます。日帰りの場合30~40リットル程度。シートラ
(スキーをザックに付け担ぐ)する場合スキーを担ぐことができるベルト等がつい
ていること。
ア イ ゼ ン 旭岳や黒岳の山頂を目指す場合必要となります。その場合、シートラ(スキーをザッ
クに付け担ぐ)することになります。
スノーシュー スノーボードでスプリットボードでない場合は必要です。
ストック 2段または3段のもの。スキーはもちろんスノーボードでも必要です
キャップライト 日帰りでは非常用です。山では全く明かりがありませんので下山が遅れたり、ビバ
ーク時必要となります。予備の電池もお忘れなく。
雪崩対策 ビーコン・スコップ・プローブの雪崩対策用具は必携です。
磁石や地図・GPS 冬山ですので登山道は積雪の下となり道はありません。GPSあるいはGPS
機 能付きスマートホンで現在地を確認しながら歩きます。
水 ザック内でもマイナス15°以下では簡単に凍ります。保温等が必要です。
水分補給は大切です。体重等1kg、1時間当たり5mlです。計算方法を下記に示し
ます。気温や運動負荷、発汗量にもよりますが冬季であれば気温が低いので計算値
の40~70%程度です。
水分量(ml)=(体重+荷物)×5×行動時間
例 旭岳5時間 体重60kg 荷物8kg
(60+8)×5×5=1700ml 1.7リットル
1700ml×40~70%≒0.7~1.2リットル
上記は標準的な水分量です、今までの登山経験や天候などを考慮して決めてくださ
い。また、塩分等も必要です。持参する水分量の1/3程度を経口補水液やスポーツ
ドリンクにすることをお勧めします。
2.ガイド料金など
〇ガイド料金はガイド1名にお支払いいただく料金です。ロープウェイなどの交通費等につきまして
はガイド分も含めご負担願います。
〇料金には、国内旅行傷害保険が含まれています。死亡230万円、入院日額2,000円、通院日額1,000
円。お客様自身で別途、山岳保険の加入をお勧めします。
3. 安 全 対 策
〇入下山届けをコンパスを通じ警察へ登山届を提出します。(姿見の池周遊程度以外)
〇GPSまたはGPS機能付きスマートホンで現在地を確認できる状態にします。
〇気象情報等を確認し天候の変化の把握に努めます。
〇携帯電話(docomo)通信エリアを把握しています。
〇ココヘリ発信機を持参します。
〇北海道アウトドアガイド基準に応じた救命救急講習を受講しています。
〇事業者賠償保険へ加入しています。